【注意】外壁塗装が難しい時期や季節とは? 塗装工事の依頼時には季節やタイミングを事前確認

皆さんこんにちは。

栃木県足利市を中心に外壁塗装やエクステリア工事、リフォーム工事を手がけている株式会社オオヤマです。


外壁塗装は住まいの美観を保つだけでなく、雨風や紫外線から家を守ってくれる効果があります。


けれども塗装はどのような高品質なタイプを使っても、経年で必ず劣化してしまうもの。

したがって、外壁は定期的な塗り替えが必要です。


その外壁塗装ですが、季節によって向き不向きがあるのをご存じですか?

せっかくなら、塗装工事にベストなシーズンに依頼をしたいですよね。


今回は、より満足度の高い外壁塗装をするために、気候などの条件を解説いたします。




■外壁塗装に適さない!施工依頼を避けた方がいい季節とは



結論から言うと、年間を通じて外壁塗装ができない時期はありません。

ただし、外壁塗装のプロからしてみれば、気候条件に応じて工事がやりやすい時期とやりにくい時期というものはあります。


多くの塗料メーカーは、気温5℃以下・湿度85%以上を塗装が「できない」気候条件として定義しています。

これは、厳しく冷え込む時期や暑くてじめじめした時期は、塗料が塗膜を形成するうえで固まりにくい、という制限が生じるためです。


これ以外にも、梅雨時・猛暑や極寒期には、外壁塗装に向いていない理由があります。



・6月〜8月は湿気と暑さが大敵に


まず雨続きの梅雨時。

雨が降っている時に塗装作業をすると、塗料の希釈率がメーカーの指定より薄くなってしまう可能性があり、塗料が本来の性能を発揮できなくなってしまいます。


湿度が高いのも同様で、塗料の密着性が弱くなってしまうというデメリットがあります。


そして夏はゲリラ豪雨や台風など悪天候により、作業を中断しなければならない可能性が高くなります。

ゲリラ豪雨が起こると湿度が高くなるので、梅雨同様、塗料の安定性に注意が必要な時期となります。



湿度が高くなくても、暑すぎるのは問題。

極端に暑いと塗膜の温度が高くなりすぎて、ヒビ割れを起こしたり、気泡が発生してしまったりします。



塗料の問題だけでなく作業環境の面からも、真夏は外壁塗装がやりにくい傾向があります。


外壁塗装では建物のまわりに足場を組みますが、この足場にとって強風は天敵。

突風や強風などで足場が倒壊してしまうケースもあるのです。



・12月〜2月は寒さで乾燥しにくい傾向が


冬は日照時間が短くなるため、外壁作業ができる時間が少なくなりがちで、工期が長引く可能性があります。


そしてあまりに冷え込むと、結露や霜などで塗膜が乾燥しにくくなり、乾燥不足による初期不良が発生する傾向も高くなります。


雪が降っている時も梅雨時と同じように、塗料の希釈率が左右されるので、気候条件としてはあまり良くありません。




■では反対に、外壁塗装に適した季節って?



このように、夏と冬は外壁塗装をやりやすい時期ではありません。


夏も同様ですが、外壁塗装は塗装する箇所以外に塗料が付着しないように、ビニールシートで覆って「養生」をします。

家の条件によってはエアコンの室外機も覆われることもあり、暖房(夏は冷房)が使えなくなってしまうケースも。


これほど夏冬が過酷ですと、エアコンが使えなくなるのはキツイですよね。



したがって、外壁塗装に適しているシーズンは、春と秋。

いずれも湿度が高くなく、適度に乾燥しやすい時期なので、施工条件としても安定しています。


万が一、室外機が養生シートに覆われても、エアコンいらずで快適に過ごすことができます。


地域によって春は黄砂や花粉が影響を起こす……とも言われていますが、栃木の足利エリアはそこまで極端ではないのでご安心を。


ただし最近は気候変動の影響で、春に長雨が降ったり、秋に台風が来ることもあったりするので、地域の気候風土を熟知した地域密着型の塗装業者に依頼すると安心です。




■季節だけじゃない⁉︎ 外壁塗装依頼には時期とタイミングも大切!



季節以外にも、外壁塗装に向き・不向きの条件があります。



・3月~5月 入社・入学・引越しシーズンは、塗装業者の繁忙期……?


入学・入学に伴って、3月~5月にかけては引っ越しシーズンとして、不動産業界は大変な賑わいを見せる時期です。


この時期は気候が温暖なことから塗装自体は比較的やりやすいのですが、この引っ越しシーズンと重なってしまうことから、塗装業者にも依頼が殺到しがちな時期でもあります。


したがってこの3月~5月に外壁塗装を考えているのなら、早い時期に業者に相談しておくとよいですよ。

例えば秋ごろを目安に早めに相談すれば、本格的に冬を迎える前に、外壁塗装をリニューアルできるかもしれませんね。



また、冬はまったく外壁塗装がNGというわけではありません。

特に2023年の冬暖冬傾向にあるという予想も発表されています。


そのため外壁塗料も、いつもの寒い時期より比較的乾くサイクルが早く、工期も短く塗装コストが少なく済む可能性もあるかもしれませんね!




また、以下のような症状が出ていたら、外壁塗料の耐用年数が切れている可能性があるので、早めに相談すると安心ですよ。



・前回の塗装から10年が経っている


外壁塗料の耐用年数の目安は、約10年と言われています。


もちろん塗料の種類(※)や、日当たりなど、敷地条件によっても変わってきます。


※塗料の種類について、もう少し深く知りたい方は、よろしければ下記の弊社ブログページも合わせてご参照ください!

「外壁塗装の塗料は何でもいいの? 実は種類によって特徴が全然違うんです! 」



どの程度劣化しているのか分からない……という場合は、悩んでいるより地元のプロの業者に相談するとよいですよ。



・塗膜の剥がれやヒビ割れなど劣化状況で見極める


築年数だけでなく、劣化状況で判断するのも一つの手。

分かりやすいのが、外壁に塗膜の剥がれやヒビ割れ(クラック)です。


特にヒビ割れは雨水の侵入経路となって、断熱材や家を支える構造材を腐らせてしまうこともあるので、要注意!

放っておくと大掛かりなリフォームが必要になってしまいます。


見つけ次第、ただちに塗装業者にSOSの連絡を入れましょう。



・カビやコケ、チョーキング現象も要注意


目視で確認できるサインとして、カビやコケなどの汚れが挙げられます。

これは、塗料の保護機能が劣化していることを意味します。


カビは表面上は洗い流すことができても、外壁の奥深いところまで菌が根を張っていることもあるので、侮ってはいけません。



また、外壁を触ってみて白い粉が指についたら「チョーキング」現象が起きている証拠です。

これは塗料の劣化により防水性能が落ちていることを示します。



・外壁塗装は屋根塗装と同じタイミングで行うのがベスト


ちなみに外壁塗装をするのなら、屋根塗装も同じタイミングで行うことをオススメします。


というのも、屋根は外壁以上に紫外線や雨風の影響を受けているため、外壁よりも劣化が進行している可能性が。


そして何より屋根塗装を一緒に行うと、費用の面でおトクという大きなメリットがあります。


外壁塗装と屋根塗装を別々のタイミングで行うと、2回、足場を設置しなければなりません。


家の規模にもよりますが、総じて足場を組むにあたって1回あたり数十万円はかかります。

これをまとめて行えば、本来、2回設置しなければならない足場代を1回で済ませることができ、大幅にコストダウンできます。


コストだけではありません。

本来ならば2度にわたってかかる業者との打ち合わせや事前点検など、施工前に必要となる手間も大幅に削減できます。



外壁塗装と屋根塗装を1回にまとめることで、いわゆる「時短」になり、生まれた時間を家族とゆっくり過ごしたり、趣味や仲間との集いに充てたりするなど、有意義に使うことができるのです。




■【まとめ】外壁塗装に適さない季節・タイミングを把握し、より有意義な塗装工事へ



施工予約のタイミングは、希望する時期から逆算して、遅くとも2カ月前が理想です。

評判の良い業者なら、春の繁忙期は3カ月前からスケジュールが埋まってしまうことも。

 

栃木県足利市近隣地域で塗装工事を手がけている株式会社オオヤマは、地域密着型をモットーとし、地元の気候風土を知り尽くしています。


どのような塗料・施工が必要か、総合的な視点でご提案が可能です。



オオヤマが掲げるモットー、それは「お客様にとことん寄り添う塗装工事」。


塗装は皆さまのお住まいを守る大切な仕事ですので、不安なことや料金についても、ご納得いくまで説明させていただいております。



私たちは地元に根差した業者という自負があるため、細やかなアフターフォローを心がけており、フットワークが軽いのも強みの一つ。


現地調査はもちろん、お見積もりも無料で承っています。

ご契約まで費用は発生しませんので、ご安心を。


どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。