寒く降雪も多い足利市、屋根塗装と雪の関係を解説します!

皆さん、こんにちは。足利市に拠点を構え、塗装工事を手がける株式会社オオヤマです。


蒸し暑かった夏も終わり、あっという間に冬支度の季節。足利市の冬は、非常に寒く年を越すと降雪が多いのも特徴です。屋根は1年を通じて家を守るもの。では、足利市で雪対策をするためには、どんな屋根塗装が必要なのでしょう?

今回は屋根塗装と雪の関係について、くわしく解説します。




■屋根塗装をすると落雪する⁉️



屋根を劣化から守るために、塗装は欠かせないもの。しかし雪対策を考えた場合、屋根塗装をすると、屋根の表面がすべらかに整えられる分、雪が屋根から落雪しやすくなってしまうのです。

また屋根塗装は防水・撥水のためにも必要ですが、雪に対しては逆効果。撥水効果の高い塗料を塗ると水を弾いてしまうので、さらに雪がすべりやすくなってしまいます。


落雪は時にはご近所トラブルにも発展しかねません。また雪が塊となって落ちてくると、たまたま家の前を歩いていた人にケガをさせてしまったり、車にあたって凹んでしまう危険も否めません。


しかもここ最近の気候変動の影響で、例年にない大雪に見舞われる可能性も。

とはいえ、1年のうちで数カ月の降雪時期のことだけを考えて、屋根の塗装をしないのはナンセンス。家自体の劣化を引き起こす可能性もありますので、塗装をしないわけにはいきません。


一方で雪が降る時期こそ、きちんとした屋根塗装が必要とも言えます。

一見、矛盾しているようですが、雪が屋根に積もっているということは、水分が屋根に載っている時間が長くなるということ。塗装の剥がれやヒビがあれば、そこから水がしみこんでくるケースもあるのです。


では、どうしたらこの矛盾を解消できるのでしょう?




■屋根塗装+雪止めで万全の対策を



正解は、「雪止め」の設置。

降雪時に屋根の性能を守るために塗装は必須、ただそうすると落雪の心配がある……というのなら、雪が落ちない工夫を施せばよいのです。

「雪止め」とは、屋根からの雪の落下を防ぐための金具などのこと。

後付けも可能なので、新築時に設置していなくても大丈夫。


足利は豪雪地帯というわけではありませんが、じつは豪雪地帯では雪下ろしをするために雪止めはつけないのがスタンダード。足利のような、豪雪地帯ではないけれども、まったく雪が降らないわけではない……という地域にこそ、必要なものなのです。


したがって積雪時の水対策として屋根塗装をきちんとした上で、雪止めで万全の対策をとりましょう。




■雪の季節は屋根塗装は難しい! 手を打つのなら年内がベスト



注意したいのは、雪が降る時期になると屋根塗装や雪止めの施工が難しくなるということです。

以前ご紹介したように、塗料メーカーは気温5℃以下・湿度85%以上を塗装が「できない」気候条件として定義しています。


塗料が乾きにくいだけではありません。どうしても雪が降る時期に屋根塗装が必要な場合は、ジェットヒーターで暖気を送り込んだり、養生する範囲が大幅に増えるなど、工事が大掛かりになってしまいます。

そうなると費用もかさんでしまうので、可能なら11月、また寒くても晴天が多い12月のうちにすませておくことをおすすめします。


足利市近隣地域で塗装工事を行っているオオヤマは、地域密着型をモットーとし、地元の気候風土を知り尽くしています。どのような塗料・施工が必要か、降雪時の対策だけでなく年間を通じた総合的な視点でご提案が可能です。

見積もりや仕上がりに関して気になることがございましたら、ご納得いくまで説明させていただいておりますので、どうぞ安心して、お問い合わせください。