外壁の仕上がりの決め手は、塗装前の下地処理にあり!

皆さん、こんにちは。足利市に拠点を構え、塗装工事を手がける株式会社オオヤマです。

おしゃれは見えないところが肝心……と言いますが、塗装工事も同じです。


女性のお化粧で言えば、きちんとスキンケアをして肌を整え、下地の化粧品を使い、ていねいに準備をするほどファンデーションがきれいにのりますが、荒れたお肌にそのままファンデーションを厚く重ねても、けっしてよい仕上がりにはならないものです。

日曜大工で板にペンキを塗るときも、ケバだった板の表面をヤスリでていねいに慣らして整えないと、塗料がしっかりのらないですよね。


今回は塗装工事の仕上がりを決める下地工事についてくわしく解説します。




■下地処理とはどのような作業?



外壁塗装の流れは以前にも解説しましたが(https://garden-ex.jp/blog/paint/118541)、塗装をする前に、高圧洗浄で汚れを落としたり、ヒビ割れなどの補修をする一連の作業を下地処理と呼びます。


高圧洗浄では、壁面に付着しているホコリや排ガスなどの汚れやコケ・藻・カビ、以前に施した塗装から浮き出た顔料などを洗い落とします。

細かいヒビ割れは一つひとつ、シーリング剤などの補修剤を埋めて平滑にしたり、サビを除去してサビ止めを塗布します。


たとえばもっとも多く使われている窯業系サイディングのヒビ割れは、まずヒビ割れ部分をていねいに清掃し、シーリング剤と下地の接着力を高めるプライマーを塗布します。その後、シーリング剤を充填。ヒビ割れを埋め、ヘラを用いて平らに成形して防水を施し、さらにモルタルで表面を埋め戻して平らに仕上げます。


地味な作業ではありますが、いかに汚れを落とし、劣化部分を修復して壁面を平滑にするかが、下地処理のキモなのです。下地処理をていねいに行わないと、壁面に汚れやキズ、ヒビ割れが残ってしまい、その後で塗る塗料がしっかり付着しません。




■下地処理がきちんとできていないとどんなことが……?



下地処理は塗装の仕上がりを5割から6割ほど左右すると言われています。つまり塗装工事の仕上がりは、下地処理にかかっていると言っても過言ではないのです。


下地処理がしっかりできていないと、いくら高品質な高価な塗料を使っても本来の塗料の性能が発揮できず、耐用年数を通常よりも早く迎えてしまいます。


また下地処理をきちんと行わずにヒビ割れの上から塗装をすると、新しく塗装したあとにヒビ割れが再発してしまいます。ほかにも汚れやサビの除去が十分でないと、塗料が下地に密着しないので数年で塗装が剥離してしまったり、サビが再発する危険性もあります。




■下地処理で手抜きをしない、地域密着型の信頼できる業者に!



下地処理は、上から塗装すれば見えなくなってしまうので、手抜き工事をする業者も多いのが現状です。しかし下地で手を抜けば、せっかくの塗装工事もすべてが台無し。またやり替えなければなりません。


こうした事態を避けるためにも、業者選びには注意しましょう。業者選びのコツはこちら(https://garden-ex.jp/blog/paint/124309)にもまとめておりますので、ぜひご一読ください。地域密着型の業者なら、手抜きをすればすぐに口コミで噂が広まってしまいます。地域で看板を掲げ続けている、ということは、信頼するに値する業者とも言えるでしょう。


足利市近隣地域で塗装工事を行っているオオヤマのモットーは、お客様に寄り添う誠実な仕事ぶり。ていねいな工事には定評があり、外壁塗装業者としてのプライドをもって施工をしております。見積もりや仕上がりに関して気になることがございましたら、ご納得いくまで説明させていただいております。どうぞ安心して、お問い合わせください。