外壁や屋根の塗装工事をお得に行うコツをご紹介

皆さん、こんにちは。足利市に拠点を構え、塗装工事を手がける株式会社オオヤマです。

外壁や屋根の塗装はどれほど腕のよい業者が手がけても、紫外線や雨風により、必ずいつかは劣化します。塗料の種類にもよりますが、数年〜10年ほどのスパンでメンテナンスは必要になります。


今回は外壁や屋根の塗装工事がどのようなプロセスで行われるのか、そして工事をできるだけお得に行う方法についてご紹介いたします。




■塗装工事は下準備がキモ



外壁や屋根の塗装工事は、高所で作業をするための足場をかけるところから始まります。

足場は作業者の安全を確保し、作業の効率性を高める意味でも欠かせません。

足場を組んだら、次は養生を行います。養生とはメッシュやシートで建物を覆うこと。塗装作業中に使用する水や塗料が、近隣へ飛び散るのを防ぎます。


足場組みと養生が済んだら、洗浄作業に入ります。高圧水発生装置を用いて加圧された高圧水をノズルから噴射し、ホコリや汚れ、カビやコケ、そして経年により粉化した塗料などをきれいに洗い落とします。濡れたままでは次の作業に入れないため、1〜2日ほど時間をおいて自然乾燥させます。


メインの塗装に入る前に、もうワンステップ必要になります。それは、下地の補修作業です。

外壁の素材や工法によって作業内容は異なりますが、一般的にはヒビ割れにシーリングを充填したり、サビ止めを塗布したり、剥がれかけている塗料の除去などを行います。




■塗装工事は「下塗り」と「上塗り」が必要



足場組み・養生・下地補修作業が終わったら、いよいよ塗装工事に入ります。

ただし塗装工事は1回では終わらず、「下塗り」と「上塗り」に分けて行われるのが一般的です。


「下塗り」は仕上げとなる塗料と素材との密着度を高める作業です。仕上げ塗料が素材に吸い込まれるのを防ぐためのコーティング的な意味ももっています。

下塗り用の塗料が乾いたら、いよいよ仕上げの「上塗り」に。

上塗りは通常2回行い、そのうちの1回を「中塗り」と呼ぶこともあります。

いずれにせよ同じ塗料を2度塗りすることで、塗膜の厚みを出して耐久性を確保します。


そして仕上げの塗装が乾き、組んだ足場を解体・撤去し、建物を覆ったネットをはずして工事は完成。新築時のように建物が美しく生まれ変わります。




■塗装工事をお得に行うコツは?



塗装工事の一連の流れをご紹介いたしましたが、お得に行うコツがお分かりになりましたでしょうか?


それは、屋根と外壁の塗装工事を同時に行うこと。ご説明したように、塗装工事では本番の塗装に入る前の、足場組みと養生が必ず必要になります。


足場の設置費用は地域や住宅によってさまざまですが、一般的な戸建住宅でおおよそ20〜30万円程度というのが相場です。

つまり外壁と屋根の塗装工事を別々の機会に行うと、その都度、足場組みと養生のための費用が発生してしまうのです。


20〜30万というのは決して安くはない金額ですし、洗浄や塗料の乾燥が終わらないと次のステップに進めないのでそれなりに日数もかかり、その期間、業者が出入りすることになります。いくらマナーのよい業者でも、やはり工事期間は落ち着かないですよね。

したがって、外壁と屋根の塗装工事は同じタイミングで実施して、コストと工事期間を抑えることをおすすめします。



業者の立場からすると、本来なら屋根・外壁とそれぞれ工事に入らせていただくほうが利益を得ることができます。しかし株式会社オオヤマは、お客さまにとことん寄り添う姿勢を貫いています。あくまでお客さまのメリットを考え、このような方法をご紹介させていただいた次第です。


塗装工事は天候の影響を受ける場合もあるため、地域密着型の業者がいちばん。ご予算やご希望にあわせて柔軟に対応させていただきますので、塗装に関して気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。