外壁塗装の色選びでは何を意識すべき? よくある失敗と成功させるポイントを紹介

皆さん、こんにちは。

栃木県足利市に拠点を構え、外壁塗装を手がける株式会社オオヤマです。


外壁塗装をする際、機能性と並んで重要になるのが色選びです。よく考えずに色を選んだ結果、予想と違う印象になってしまい、後悔した経験のある方も多いでしょう。外壁の色は家全体のイメージを左右するため、ポイントを押さえて選ぶことが大切です。ここでは外壁の色選びのよくある失敗や、適切な色を選ぶためのポイントをご紹介します。




■外壁の色選びでよくある失敗とは?



外壁の色選びに失敗すると、さまざまな問題が生じてしまいます。特によくある3つの失敗パターンを見ていきましょう。



・イメージと違った



仕上がりの印象がイメージと異なり、下手をすれば塗り替え前の方がよかったというケースは非常によくあります。主な原因は、色見本と実際の壁の見え方の違いです。色は面積や光の当たり方、そして画面上なのか実物なのかによって見え方が変わります。そのため、小さな色見本では素敵な色に見えても、実際に塗ってみるとイメージと違うことが少なくありません。


特に影響が大きいのは面積です。色は面積が大きくなると、明るい色はより明るく鮮やかに見え、暗い色はより暗く濃い目に見えるという性質があります。これを「面積効果」といい、外壁の色選びの際には必ず意識しなければならないのです。



・汚れが目立つ色や、色あせしやすい色だった



外壁の色は、汚れの目立ち具合にも影響を与えます。外壁は時間の経過とともに汚れていきますが、色によっては汚れがとても目立ち、より美観を損ねてしまうのです。同様に、外壁の色は紫外線などの影響によって色あせていきます。色あせしやすい色を選ぶと、短期間で外壁の色が薄くなってしまうでしょう。



・家全体を見た時に浮いている



外壁が家の広範囲を占めているのは事実ですが、家の外観の印象は外壁の色だけで決まるわけではありません。外壁単体が素敵な色でも、屋根や窓サッシ、玄関ドアなどの色との相性が悪ければ、浮いた印象になってしまいます。その結果、全体的に違和感のある家になってしまうのです。




■外壁の色選びで押さえておくべきポイント



外壁の色選びを成功させるためには、自宅に適した色をよく考えて選ぶ必要があります。特に、以下の2つのポイントは必ず押さえておきましょう。



・実物に近い状態で見本を確認する



見本と実物の見え方の違いによる誤解を防ぐには、なるべく実物に近い状態で見本を確認する必要があります。そこで、塗装業者には大きめの色見本を出してもらい、面積効果の影響を抑えましょう。日光が当たっている状態と影になっている状態を比較したり、業者に施工事例の写真を見せてもらったりするのも有効です。



・外壁以外の色との調和を確認する



窓サッシや玄関ドアの色を塗り替えるのは難しいため、外壁塗装にあわせてリフォームするのでもなければ、外壁の色を他の部分に合わせるのが原則です。窓やドアのそばに大きめの色見本を当て、見え方を確認しましょう。施工事例の写真を確認するのも効果的です。なお、屋根は一緒に塗り替えるという選択肢もあります。




■迷ったら外壁塗装の定番カラーがおすすめ!



外壁塗装の色選びで迷った時は、定番カラーから選ぶのがおすすめです。定番カラーは多くの住宅と相性がよく、どれを選んでも高確率で素敵な塗装ができます。もちろん、定番カラーもそれぞれ特徴が異なるため、何を重視するかによって使い分けることが大切です。特に人気の高い定番カラー3色の特徴を見ていきましょう。



・ベージュ・クリーム系



ベージュ系やクリーム系は温かみがあり、家の他の部位や景観に調和しやすい色です。最近の外壁の主流である、サイディングとモルタルのどちらにもよく合います。黄色っぽい色や赤っぽい色といったバリエーションもあるため、あまり奇抜にならない範囲で好みの色を選びやすいのも魅力です。



・ブラウン(茶色)系



ブラウン系は木や土をイメージさせ、温かみと重厚感があるのが魅力です。周囲と調和しやすいのに加えて汚れも目立ちにくく、外壁に適しています。黒に近いこげ茶色から、レンガのように赤みがかった明るい茶色までいろいろな種類があり、意外と選択肢も豊富です。



・グレー系



グレー系はクールでシックな印象が魅力的な色です。景観によくなじみ、汚れもあまり目立ちません。周囲の色を引き立たせる効果もあるので、他の色と組み合わせて使うのもおすすめです。




■外壁をツートンカラーにする際のコツ



外壁の色選びでは、2つの色を組み合わせるツートンカラーという選択肢もあります。うまくいけばとても素敵な外壁になりますが、2つの色の相性をしっかりと考えて選ばなければなりません。


ツートンカラーの主なスタイルには、別系統の色を使うパターンと、同系統の濃淡2色を組み合わせるパターンがあります。別系統はコントラストを活かして目立たせたい場合に、同系統は落ち着いた印象にしたい時におすすめです。まずはどういう雰囲気にしたいのかを決めるといいでしょう。


その上で、2色のうち重たい色を下に置くと安定感が出ます。もちろん、家の形状などによっても最適な塗り分け方は変わってきます。単色での塗装よりも注意すべき点が増えるため、経験豊富な業者に相談するといいでしょう。




■近隣とのバランスと景観ガイドラインも要チェック



外壁塗装の色選びでは、もう1つ気をつけていただきたいことがあります。それは、自宅だけを見て決めるのではなく、近隣の建物とのバランスも考慮しなければならないということです。


あまり個性的すぎる色を選ぶと、家自体が周囲の景観から浮いてしまいます。さらに、市町村によっては「景観ガイドライン」が定められており、それに違反する色で塗装すると塗り直しになる可能性があります。


そのため外壁塗装をする時は、地域のルールを事前に確認した上で、視野を広く持ち周囲の景観と調和する色を選ぶことが大切です。地元に根ざして活動している業者に依頼すると、地域のルールや環境に配慮した色を選びやすくなります。長く暮らすことになるマイホームですから、住んでいて本当に気持ちのいい色を選びましょう。



足利市のオオヤマは、地域密着で塗装工事を承っております。地元の環境や気候条件を知り尽くしているため、それに適応した長持ちする外壁塗装ができるのが強みです。的確なお見積もりや丁寧な工事にも定評があり、どのようなお客様からもしっかりとヒアリングを行い、プランのご提案から施工まですべてをユーザー目線で行っています。


このような姿勢を貫いているからこそ、場所や工程を問わず品質の高い施工を実現できるのです。工事の内容や費用、仕上がりに関して気になる点があれば、ご納得いくまでご説明させていただきます。外壁塗装に関するお悩みや工事のご希望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。