ベランダのチェック、忘れていませんか? ベランダ防水が必要な理由とは?

外壁は紫外線や雨風の影響を受けて経年劣化するため、定期的なメンテナンスが必要であることをこれまでご紹介してまいりました。

また前回はチョーキング現象を取り上げ、ご自分でもチェックができる劣化現象を解説しており、ご自宅の外壁を実際に触ってみてくださった方がいたらうれしい限りです。


ところで外壁と同じく、ベランダやバルコニーも、定期的に防水工事や補修が必要になることをご存じですか? 通常、ベランダやバルコニーは防水工事が施されていますが、外壁と同様、風雨や紫外線にさらされているため劣化してしまいます。

今回は、ベランダ防水の劣化のサインや、防水工事を適正価格に抑えるコツをご紹介します。




■ベランダの防水機能が衰えるとどんなトラブルが?



ベランダやバルコニーの床面は、下地の上に防水層をつくり、さらに表面にコーティングを施して雨水の浸透を防ぎます。つまりダブルで防水をしているわけですが、外壁の塗料と同じようにコーティングや防水層は劣化してしまい、定期的なメンテナンスが必要となります。


防水機能が劣化すると、ベランダに水が溜まりカビや藻が繁殖して不衛生。また建物内部に雨水が浸入し、水漏れなどのトラブルも招きかねません。水漏れ被害が広まって内部の骨組みを腐食させると、建物そのものの安全性を脅かす危険な状態になってしまいます。




■ベランダ防水の劣化のサインは?



ベランダ防水をやり直す周期は、一般的には10年と言われていますが、トップコートのメンテナンスは約5年を基準に、その下の防水層は10年が目安と心得ておきましょう。


また立地によっては劣化が早く進む可能性が。気候変動の影響で大雨や台風だけでなく猛暑日も増えているため、紫外線のダメージが蓄積されて、防水層やコーティングが思いがけないダメージを受けている可能性もあります。


では劣化のサインは、どのようなところにあらわれるのでしょう?

まずはベランダやバルコニーの表面を見てください。

色褪せやヒビ割れが生じていたり、表面が膨れ上がっているように見えたら要注意。

また、歩いてみてパタパタという音がするのも危険信号です。




■ベランダ防水工事が高額になるケース



劣化の原因はコーティングなのか、その下の防水層なのかはプロでなければ見極められないので、こうしたサインが見られたらすぐに業者に判断を仰ぎましょう。


もしも劣化が進んでコーティングや防水層の修理だけでなく、下地からつくり直さなければならないようなら、工事費用が高額になってしまいます。

定期的なメンテナンスをしておけば、必要に応じたコーティング塗装や防水層の修理だけですみ、工事費用が高額にならず、建物へのダメージも予防できます。


足利市近隣地域で塗装工事を行っているオオヤマは、地域密着型がモットーで、誠実な仕事ぶりには定評があります。

性能をアップさせつつ、建物の佇まいを一新させる外壁・屋根塗装だけでなく、雨漏り工事や、今回ご紹介したようなベランダやバルコニーの防水工事にも対応しています。

地元の気候風土を知り尽くしており、最適な塗料や施工方法をご提案。そして診断からご提案、施工まで一貫したワンストップ体制なので、余計な中間マージンが発生せず、適正コストでクオリティの高い工事を叶えられます。


ちなみにトップコートには遮熱効果もあるので、きちんと塗料が性能を発揮できていれば、夏にベランダが熱気に包まれるような過酷な状態も軽減できます。新築してから一度もベランダやバルコニーの防水チェックをしていない、あるいは10年以上経っているのでトラブルに備えたいという方は、お気軽にお問い合わせください。